【実体験】PayPal(ペイパル)を使ってタイへ海外送金|
デメリットも解説

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PayPalでの海外送金って実際どうなの?

メリット・デメリットは?

こんなお悩みにお答えします。

使用感なども知るため
今回は、実際にPayPalで海外送金をしたOさん(30代・女性)にお話を伺いました。

PayPalといえば、オンライン決済のイメージが強いかもしれませんが、実は海外送金手段としても高い人気を誇ります。

当ブログでおすすめしている海外送金サービスは、
Wise、SBIレミット、楽天銀行の3つですが、
日本国外も含めて見ると、PayPalが認知度では一番。

すでにPayPalのアカウントを持っている人は、わざわざ新しいサービスに登録するまでもなく、さっさとPayPalで海外送金を済ませたいという方もいるのではないでしょうか。

それでは、Oさんお願いします。

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こんにちは、2024年1月にPayPalで海外送金を実施したOです。

〜Oさんの海外送金レポート概要〜

送金日時:1月3日
着金日時:1月3日
送金経路:日本からタイ受け
取り銀行:未引き出し
送金金額:690.38THB
受け取り金額:654.53 THB
送金手数料:35.85THB
為替レート:1JPY=0.2301THB
受け取り銀行手数料:なし
その他送金にかかった経費:なし
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目次

私が、タイへ海外送金をすることとなった背景

今回、私がタイへ海外送金をすることになったのは
タイに長期滞在している日本人のライターに仕事を依頼したので、その支払いのためでした。

タイへの海外送金にPayPal(ペイパル)を選んだ理由

今回の海外送金手段にPaypalを選んだ理由は、お互いがすでにアカウントを持っていたためです。

実際のところは、
送金額が小さいため、できる限り手数料と為替手数料が安いSBIレミットとWiseを知人に打診しました。

ですが、最終的には知人の方が「普段から使い慣れている」ということでPaypalで送金することに。

Paypalであれば
「既に個人情報を登録しているし、信用できるサービスだと思う」
というのが大きかったようです。

タイへの海外送金で、SBIレミットが断られた理由

SBIレミットは、口座開設に1週間時間がかかるうえに、バンコクの営業所に足を運んで現金を受け取らなければなりません。
外国でよく言葉もわからないまま出金手続きしなければならないということで、知人から却下されました。

タイへの海外送金で、Wiseが断られた理由

Wiseを断られた理由は2つありました。

一つ目は、世界シェアは高いですが、新しい国際送金サービスに対して知人は慎重だったためです。
個人情報を抜かれる恐れや犯罪に巻き込まれる恐れを危惧しており、新規登録を断られてしまいました。
海外送金に慣れていない人からすると、そう感じるのかも知れません。

二つ目は、Wiseのアカウント登録にマイナンバーカードが必要だったことです。
マイナンバーカードが手元にないためにはアカウント登録することができません。

PayPal(ペイパル)を使ったタイへの海外送金の感想

ペイパル送金完了画面

初めての海外送金でしたが、操作画面が使いやすく、スムーズに送金できました。

クレジットカードを紐付けていたため、
新たに口座に入金する必要がなく、すぐに送金できたことが、最大のメリットかと思います。(詳しいメリットに関しては、後述します。)

通貨を選ぶのも簡単で、為替レートもわかりやすく、面倒な入金作業、手続きをしなくていいのはかなり嬉しいです。

一言コメントとポップな画像を送ることができます。LINEギフトやpaypay振込み感覚で使えました。

PayPal(ペイパル)を使った海外送金の流れ

私は元々、10年以上前からPaypalのアカウントは持っていました。

当時は、好きなアーティストのファンクラブに加入する際に、Paypalしか決済手段がなかったのです。

以前はPC上で操作でしたが、
今回の海外送金にあたり「今どきアプリくらいあるだろう」と思い、検索してみたら案の定ペイパルのアプリを発見。

アプリをインストールして、ログイン。電話番号を登録。

久しぶりのログインでしたが、住所は当時のままでした。

一点、非常に驚いたというか、ちょっと不安に感じたのが、
最新のクレジットカードがすでに登録済みでした。

ペイパルの利用規約の細部まで覚えていませんが、クレジットカードが更新された場合、その更新情報もペイパルが受け取るようになっているのかも知れません。

送金額入力画面
クレジットカード選択画面

次項では、PayPal(ペイパル)での海外送金のメリットを見ていきます。

PayPal(ペイパル)での海外送金のメリット

  • 着金までが早い
  • 手数料が安価
  • 手続きがオンラインのみで済む
  • 登録者が多い
  • 信頼度が高い


メリットは、上記5点。

PayPal(ペイパル)海外送金のメリット①:着金までが早い

とにかく、早かったです。感覚としては、秒速で完了します。

通常、海外送金は時間がかかるものですが、送金した5分後にはもう着金している感じでした。

PayPal(ペイパル)海外送金のメリット②:手数料が安価

手数料は6%ほど。

690.38THB(3000円程度)の送金に対して6%程度の手数料なら全然アリ。送金金額が高額の場合は1%の差で大きく値段が変動しますが、今回は金額が低いので特に精査もしなくていいと感じました。

送金シュミレーションの時点では、WiseやSBIレミットが良さそうでしたが、
PayPalの送金コストも許容の範囲内でした。

PayPal(ペイパル)海外送金のメリット③:手続きがオンラインのみで済む

オンラインでアカウント開設から入金、着金まで完結できます。

例えばSBIレミットは口座開設まで1週間かかりますが、Paypalは即日オンラインのみで口座開設できます。

現金出金はさすがにオンラインではできませんが。

Paypalによるキャッシュレス決済が気軽にできたり、他シェア率の高いキャッシュレス通貨に振り返られたら完璧だったと思います。

PayPal(ペイパル)海外送金のメリット④:登録者が多い

登録者が多いことは、便利さや安心感にも繋がります。

今回のケースのように、送金側・受け取り側が元々アカウントを持っていれば、新規登録の手間が要りません。

PayPal(ペイパル)海外送金のメリット⑤:信頼度が高い

昔からあるサービスなので知名度が高く、信頼度が高いのもポイント。

国際送金サービスはまず詐欺を疑われるので、新しいサービスの利用に慎重になる人が多いなか、
「PayPalであれば間違いない」
という感覚があります。

PayPal(ペイパル)での海外送金のデメリット

  • Paypalのままで使える店が少ない
  • 銀行に行かなければ出金できない
  • 台湾やインドからは撤退している

デメリットは、上記3点。

PayPal(ペイパル)海外送金のデメリット①:PayPalのままで使える店が少ない

Paypalに入金したまま、支払い対応している店舗が少ない。

Paypalでキャッシュレス決済できれば もっと便利なんですが、なにぶん使えるところが少ないです。

海外では、銀行アプリ決済が主流の国も多く、PayPalで海外送金するにしても結局は銀行口座にお金を入れた方が便利。
» 銀行口座への出金・引き出し方法(PayPal公式)

今回のように受取側が銀行口座を持っていないケースの場合、
少額の入金は通販などで消費していくのが1番便利かと思います。

PayPal(ペイパル)海外送金のデメリット②:銀行に行かなければ出金できない

銀行に行かなければ出金できません。

また出金時、5万円以下の取引には250円の手数料が必要。

今回のように、PayPalアカウントに海外送金したものの、銀行口座がない場合出金できないというケースも生じます。

なので、送金はできるのに出金ができないというジレンマが生じます。

PayPal(ペイパル)海外送金のデメリット③:台湾やインドからは撤退している

台湾やインドからは撤退しているため、台湾やインドへの送金ができないません。

タイに送金する前に、台湾在住の知人に支払いをする用事がありました。
送金にあたり、いろいろ調べていましたが、有力候補のPaypalが台湾から撤退していて途方にくれました。

今後他国においても撤退する可能性がありますし、日本から撤退したらそれこそ使用不可になります。

現在、台湾は国際送金詐欺がさかんで銀行経由の国際送金も受け付けていません。

iTuneカードやアマギフで支払いたくても国外対応していないので、結局渡台して直接現金を支払うしかありませんでした・・・。

PayPal(ペイパル)を使った海外送金:まとめ

Paypalでの海外送金はストレスが少なく、スムーズで、着金も早いです。

即日送金、即日着金も可能。

国際送金にもかかわらず、LINEギフトやPaypay送金と同じ感覚というか、そもそもあまり国際送金をしているという感覚もありません。カジュアルに使えます。

特に良かったのはクレジットカードから入金ができる点。
詐欺などで、まるごと情報を抜かれたら、住所も名前もクレジットカード番号も控えられてしまうので多少の不安はありますが、PayPalが情報流出を起こしたり、サイバー攻撃を受けないことを祈るしかありません。

今回のように、誰かにちょっとした支払いを行いたいだけの場合には、ピッタリの手段。

問題は出金。受取側が銀行口座を持っていなければ、出金できません。
せっかくPayPalでお金を受け取っても、現地で使えないという弱点があります。

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