今回の寄稿は、Wiseによる海外送金の体験談です。
今回、インタビューに答えてくれたのは、Tさん(40代・女性)
Tさんは、
日本からイギリス
日本からインド
と二カ国への送金を体験されています。
当ブログでは、様々な方の海外送金体験談を寄稿して頂いていますが、インドへの送金体験談は初めて。
それでは、Tさんお願いします。
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こんにちは、Wiseの利用体験談を寄稿しますTです。
私は、これまでに複数回Wiseを利用している、いわゆるリピーターです。
イギリスへは、2021年11月から2022年5月までの間に毎月1回ずつ、
インドへは2023年10月に1度送金しました。
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初めてWiseを使って、イギリスへ海外送金
私が初めてWiseを利用したのは、イギリスへの海外送金でした。
【イギリスへの送金実績(初回時)】
送金経路 | 日本→イギリス |
入金日 | 2021年11月29日(土) |
着金日 | 2021年11月29日(土) |
送金元銀行 | 楽天銀行 |
受け取り銀行 | ロイズ銀行 |
送金金額 | 40万円 |
着金金額 | 2630.54GBP |
送金レート | 1 GBP = 151.057402 JPY |
Wiseの手数料 | 2,441円 |
送金側銀行手数料 | なし |
受取側銀行手数料 | なし |
Wiseを使って、イギリスへ海外送金することとなった背景
送金目的は、生活費を送るためでした。
もともと、夫と私と娘の家族3人でロンドンに住んでいたのですが、夫の海外赴任期間が終わり、家族で日本に戻ることに。
ですが、娘が通っていた現地の学校の関係で半年ほどは私と娘だけがロンドンに残ることを選択し、夫だけ先に日本へ帰国しました。
私はもともとロンドンでアルバイトをしていましたが、それだけでは生活費が足りないため
Wiseを利用して、夫の日本の銀行口座から、イギリスの夫婦共同名義の口座へ
毎月一定額を送金していました。
送金額は1回あたりいずれも40~50万円ほどでした。
海外送金にWiseを選んだ理由
海外送金が必要になった当初はほとんど何も知識がなく、ネットの比較サイトなどで情報を集めました。
調べる段階で、毎月海外送金することが分かっていたので、できるだけ手数料が安いところにしようと思っていましたが
そこで初めて、手数料以外にも適用される為替レートを気にかける必要があると知りました。
その結果、手数料・為替レートの双方を考慮した結果と
手続きも簡単そうだったのでWiseでに決めました。
ただ…
それまで全く知らないサービスだったため
「しっかり送金してくれるのだろうか」
「個人情報が漏れるリスクはないのだろうか」
と不安な気持ちを抱きつつ、1回目の送金はやや半信半疑で手続きした記憶があります。
無事に着金した時は本当にほっとしました。
イギリスへ海外送金した流れ
Wiseに登録
まずWiseのアカウントを登録します。
初めてイギリスに送金する前には、本人確認手続きが必要でした。
日本のパスポートや運転免許証、マイナンバーカードのいずれか1点を資料として提出します。
「認証コードを書いたメモと一緒に資料の写真を撮る」
「資料の厚みが分かるように傾ける」
「裏側も写真を撮る」
などの指示がありました。
また、認証コードを書いたメモを持った状態でセルフィーも撮影します。この資料がWise側で確認されるまで、数日ほどかかりました。
Wiseの送金手続き
本人確認手続きが終われば、実際に海外送金手続きができるようになります。
Wiseのサイトで送金額(日本円)を入力すると、受取人の受領額や為替レート、手数料が表示されます。「隠れたコストがない」のは安心感があります。
手数料が表示される際には、「一般的な銀行での送金と比べて最大●●●円節約できます」というお知らせも出ます。「一般的な銀行」が何を示すのかは分かりませんが、Wiseの手数料は「一般的な銀行」と比べてかなりお得なのかと感じました。
送金額を入力した後は受取人を選択します。
とはいえ最初に送金する際は受取人が誰も登録されていないため、ここでイギリスにある夫婦共同名義の口座情報を登録しました。
次に「お客様に関する情報の確認」として「日本国籍」「永住者」「長期滞在ビザ」のいずれかを選択します。続いて「送金の目的」をプルダウンの項目から選びます。「家族あて」「友人あて」「教育費」「旅費」「医療費」「家賃」「税金」「一般的な生活費」など多くの項目があり、「一般的な生活費」を選択しました。その後は「送金の詳細を確認してください」というページに移り、自分が入力した情報を確認したら利用規約に同意し、入金方法を選択します。
入金方法は「銀行から手動で」と「デビットカード」の2種類があります。私は常に「銀行から手動で」を選択しました。次に「お客様名義の口座からの振り込みですか」と問われるので、「自分が口座名義人です」「共同名義口座からの振り込みです」「第三者の口座からの振り込みです」のいずれかを選択します。その後は銀行振り込みの方法を「ネットバンキング」「テレフォンバンキング」「銀行ATM」から選びます。私は「ネットバンキング」を選択しました。
最後に、Wise側の口座へ送金額を入金します。2021年当時は三菱UFJ銀行の口座を指定されましたが、現在はPayPay銀行に変わっています。私は個人の楽天銀行の口座から三菱UFJ銀行の口座に40万円を送金し、Wiseのサイトで「振り込みを行いました」を選択しました。手続きを行ったのは2021年11月27日で、2日後にはイギリスの夫婦共同名義の口座に着金がありました。
Wise側で口座への入金が確認された際と、Wiseによる送金手続きが完了した際にはメールで連絡が入ります。送金証明書のダウンロードや、送金完了までの予想時間の確認もサイト上でできます。
Wiseを使ってインドへ海外送金
インドへ海外送金をする際も、引き続きWiseを利用しました。
【インドへの送金実績】
送金経路 | 日本→インド |
入金日 | 2022年10月13日(金) |
着金日 | 2022年10月13日(金) |
送金元銀行 | 楽天銀行 |
受け取り銀行 | ICIC銀行 |
送金金額 | 5万6727円 |
着金金額 | 3万1360INR |
送金レート | 1 INR = 1.792545 JPY |
Wiseの手数料 | 513円 |
送金側銀行手数料 | なし |
受取側銀行手数料 | なし |
インドへ海外送金することとなった背景
2022年10月に夫がインドへ出張した際、現地のホテルで宿泊料を精算するためにWiseを使いました。
夫が当然のようにクレジットカードで精算しようとしたところ、なんとそのホテルが現金しか受け付けていないようで、Wiseで直接ホテルの口座に送金することに決めました。
インドへの海外送金にWiseを選んだ理由
インドへの送金にWiseを選んだ最も大きな理由は、すでに日本から何度もイギリスに送金した経験があり、サービスへの信頼が高まっていたためです。
Wiseによると世界170カ国以上への送金が利用でき、通貨は約40種類も対応しているそうです。
インドへ海外送金した流れ
インドへの送金はイギリスへの送金と全く同じ流れです。
まずはホテルに教えてもらったインドの銀行である「ICIC Bank」の口座情報をWiseに登録
Wiseの管理画面から必要なインドルピーの額を入力すると、為替レートや手数料、送金に必要な日本円が表示されます。
ホテル側の口座情報は改めて登録する必要がありましたが、3分もかかるような作業ではありません。すぐ済みます。
2022年10月12日 送金手続き(管理画面操作3分ほど)
2022年10月13日 楽天銀行からWise指定の日本口座へ振り込み
2022年10月13日 「ICIC Bank」へ着金
と、日本で振込作業をして即日インドに着金
ただ、ホテル側の口座に入金が反映されるまでは「2営業日ほどかかる場合がある」とWiseの管理画面に注意書きがあったので、実際にホテル側が確認できたのは10月14日以降だったのではないかと推察されます。
インドへの送金で気がついたWiseのメリット
Wiseは送金額、受領額のどちらも指定できるので、無駄なく海外送金できます。
これの何が良いのかと言いますと、今回のような急な海外での現金払いの際、
海外送金→引き出し→支払い
という手順を踏むことなく、
海外送金(=支払い)→確認(Wiseの管理画面を確認)
といった感じで、本来3ステップ必要なところ、ほぼ1ステップで済みます。
実際に使って分かったWiseのメリット
- 全てがオンライン上で完結する
- 手数料が安い
- 為替レートや手数料などが送金前に分かる
- 着金までは素早い
- 後日の確認が簡単
- 財務局の免許登録済み
上記6点が良かったです。それぞれの理由を解説します。
Wiseのメリット①:全てがオンライン上で完結する
Wiseでのアカウント作成や個人情報の提出、送金手続きから着金の確認まで全てがオンライン上で完結するため、非常に便利です。
口座情報などで入力ミスがあった際もすぐに組戻しの連絡をくれるので、迅速に対応できました。
誤って送金してしまった場合も、キャンセル手続きができます。
Wiseのメリット②:手数料が安い
同様のサービスと詳細に比較した訳ではないのですが、肌感覚として手数料は非常に安いと感じました。
イギリスに40万円を送金するのにかかったのは2400円ほどです。また、例えば楽天銀行で海外送金サービスを使う際には為替レートに手数料が上乗せされますが、そうしたこともありません。
為替レートに手数料が上乗せされてしまうと、実際の手数料が分かりにくくなると感じます。
Wiseのメリット③:為替レートや手数料などが送金前に分かる
送金前に必要経費が全て明らかになるのは安心感がありました。
状況によっては、送金コストや速さよりも着金額を明確にしたい人もいるかと思います。
今回の私のインドへの送金がまさにその状況でした。
送金前に表示される手数料以外、コストがかかったことはありません。
一つ注意が必要なのは、ご自身の口座からWiseの口座に入金する際に手数料がかかる可能性があることです。
私の場合、楽天銀行の「無料振り込み回数」制限内だったため、Wise口座への入金に際して振込手数料がかかったことはありません。
Wiseのメリット④:即日着金
Wiseのサイト上で送金手続きを終え、Wiseの口座への入金した後、当日にイギリスの夫婦共同名義の口座に着金しました。
他社では「最短1営業日」で着金するサービスもあるようですが、私の場合はそこまで急ぐ必要がなかったため、十分速いスピードです。
Wiseのメリット⑤:後日の確認が簡単
送金記録の確認も非常に便利です。サイト上のホーム画面はシンプルで見やすく、トップページに過去の取引一覧が表示されます。確定申告などのため過去の送金履歴を確認したい時や、「あの時の為替レートはいくらだったかな」など気になったの際も、すぐにさかのぼることができます。
Wiseのメリット⑥:財務局の免許登録済み
サービスを運営する「ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社」は関東財務局に資金移動業者として登録されているため、安心感があります。
実際に使って分かったWiseのデメリット
- 知名度の低さ
- リアル店舗がない
- 1回あたりの送金上限100万円
上記が良くなかったです。それぞれの理由を解説します。
Wiseのデメリット①:知名度の低さ
実際に海外送金の必要に迫られるまで、Wiseは一切聞いたことがないサービス名でした。
そのためいくつかのサイトで情報を集め、詐欺などの心配がないことをある程度は確認して登録しました。
世界中で1000万人以上の利用者がいると言われていますが、一般的に知られていないため不安に思われる方もいるのではないでしょうか。
Wiseのデメリット②:リアル店舗がない
個人的には問題を感じませんでしたが、中にはリアルの店舗で登録や手続きなどをやりたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、リアル店舗がない分、手数料が安くなっているとも言えるので、「デメリット」と言い切ってしまうのも申し訳ない気がします…。
Wiseのデメリット③:1回あたりの送金上限100万円
Wiseの規定では「1回あたりの送金上限100万円」と決まっているため、100万円以上の海外送金がしたい場合は何度も手続きが必要になる可能性があります。
私の場合は1回の送金額が50万円以内だったので、全く不便は感じませんでした。
Q&A|Wiseリピーターにさらに詳しく聞いてみた
まとめ: Wiseを使った海外送金の感想
海外送金が必要な人にとって、Wiseは手軽で手数料も安く、いいサービスだと感じます。
2000年ごろに日本国外の大学へ留学していた際、日本在住の親から現地の口座へ海外送金してもらったことがありますが、当時は銀行経由くらいしか方法がなく、手数料はかなり高額だったと聞いたことがあります。
Wiseは実際には海外送金しているわけではなく、仲介者としてそれぞれの国で国内送金をしているため手数料が安いそうです。
仕組みはどうあれ、利用者にとってはうれしい世の中になりました。
Wiseは紹介サービスも実施しており、以下のリンクから登録すると最大7万5000円まで送金手数料が無料になるとのことです。» Wise公式サイト(クーポンあり)
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